奥原　進化の戴冠「現状維持では勝てないし、変化は恐れない」

バドミントン　全日本総合選手権最終日　女子シングルス決勝   奥原2-0大堀 （ 2019年12月1日    東京・駒沢体育館 ）

女子シングルス決勝　大堀彩を破り優勝しガッツポーズする奥原希望
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　世界ランク3位の奥原が進化の戴冠だ。第2ゲームは開始から11連続得点と圧倒。大堀をストレートで退けた。

　8月の世界選手権では銀メダル。決勝で宿敵プサルラ（インド）に完敗し、10月からフットワークを見直した。「現状維持では勝てないし、変化は恐れない」。切れの増した動きで4年ぶりの女王に返り咲き「久しぶりに（タイトルを）獲れてうれしい」と笑顔がはじけた。

　▽バドミントン東京五輪への道　今年の4月29日から20年4月26日の選考レースを経て20年4月28日発表の世界ランクで決まる。世界選手権や世界ツアーなどの成績を基に加算されたポイントで争う。出場数はシングルス38人、ダブルス16組32人。各種目で1カ国・地域の上限2枠を確保するにはシングルス上位16位に2人以上、ダブルスでは上位8位に2組以上が条件。全日本総合選手権はレース対象外の国内大会。