八村が今季最多の30得点 MVP男のレナード相手に堂々の活躍 試合は25点差で完敗

[ 2019年12月2日 15:07 ]

ダンクを決めたウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)は1日、敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)で行われたクリッパーズ戦にデビューから18戦連続で先発。38分出場してフィールドゴール(FG)を23本中13本(うち3点シュートは5本中2本)成功させ、自己最多でこの日のチーム最多となる30得点をマークした。9リバウンド、3アシスト、1スティールも記録。しかし試合は125―150(前半57―82)で敗れて6勝12敗となった。ブラドリー・ビール(26)は23得点。前半で82点を許したウィザーズは第3Q途中で14点差まで縮めたものの、11月29日のレイカーズ戦同様、ロサンゼルスでの2試合では勝機は築けなかった。

 八村の20得点以上は通算4回目。第1Qには相手の反則を誘っての3点プレー、第2Qには年俸3056万ドル(約33億6000万円)のポール・ジョージ(29)との1対1を制してのドライブインからゴール下でシュートをねじ込んだ。第3Qの9分21秒にゴール下でのシュートを成功したところで自己最多の24得点目。これまでの最多は10月30日のロケッツ戦で記録した23得点だったがこれを更新した。このあと右のコーナーからこの試合2本目の3点シュートも成功。FG成功数13本も自己記録を2本上回った。

 そして第4Qの残り3分42秒、フリースローの2本目を決めたところでついに30得点に到達。八村はルーキーながら、スパーズとラプターズで2度ファイナルのMVPとなっているカワイ・レナード(28)とマッチアップしたが、リーグ屈指の“優勝請負人”を相手に一歩も引かないパフォーマンスだった。敗れたとは言え、地元放送局の解説者はその奮闘ぶりを称賛。ステイプルズ・センターにはこの日、NBAのロゴマークのモデルにもなったジェリー・ウエスト氏(81)や、「ドクターJ」の愛称で鮮烈なダンクで史上に名を残したジュリアス・アービング氏(69)らも観戦。NBAのレジェンドたちの前でウィザーズの背番号8が存在感を示す一戦となった。

 西地区全体3位のクリッパーズは15勝6敗。八村とマッチアップしたレナードはFGを21本中14本成功させて八村を4点上回る34得点をマークした。ジョージも4本の3点シュートなどで31得点を稼ぎ前半での82点はチーム記録。“陰の二枚看板”も活躍し、ガードのルー・ウィリアムス(33)が22得点と8アシストを稼げば、八村と随所で張り合った201センチ、109キロのモントレズ・ハレル(25)も23得点と15リバウンドを記録してチームの勝利に貢献した。

 今季のNBAの新人による最多得点はドラフト2巡目(全体41番目)に指名されたフォワード、エリック・パスカル(ウォリアーズ)が11月4日のトレイルブレイザーズ戦でマークしていた34得点。パスカルはこれ以外に30得点をマークしており、ドラフト全体2番目指名のジャー・モラント(グリズリーズ)も30得点を記録。今季のルーキーの30得点以上は八村で3人目(4回目)となった。なおウィザーズの西海岸遠征の4連戦はこれで終了。3日には地元ワシントンDCで今季4点差で敗れているマジックと顔を合わせる。

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