近大・谷岡、初のアマ横綱!同大18年ぶり快挙もプロには進まず

[ 2019年12月2日 05:30 ]

アマ横綱に輝いた近大の谷岡
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 相撲の第68回全日本選手権は1日、東京・両国国技館で行われ、谷岡倖志郎(近大4年)が決勝でカザフスタン出身のバルタグル・イェルシン(日大3年)を上手投げで下して初優勝を飾った。近大のアマチュア横綱は01年の三好正人以来で18年ぶり。「今まで相撲をしてきて良かった」と喜びに浸った。

 今年は左膝、右太腿のケガで秋頃までは試合に出られず、11月の全国学生選手権は決勝で中村泰輝(日体大1年)に敗れた。この日は、2回戦で中村に雪辱を果たし、その後も多彩な技が光った。

 幕下15枚目格付け出しの資格を得たが、プロには進まず、教員を目指しながら競技を続ける。「出るからには優勝」と連覇を見据えた。

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2019年12月2日のニュース