錦織に聞く「思ったより動けた」今大会は「満足感ないけど出し切った」

[ 2019年6月5日 05:32 ]

テニス 全仏オープン第10日 ( 2019年6月4日    パリ・ローランギャロス )

錦織圭
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 男子シングルス準々決勝で、第7シードの錦織圭(29=日清食品)は第2シードのラファエル・ナダル(33=スペイン)に1―6、1―6、3―6のストレートで敗れた。1月の全豪の準々決勝に続き、8強で敗退。試合後の公式会見で、試合内容や今大会を振り返った。

 ――体力的に厳しかったか?
 「思ったよりは動けていた。昨日の試合(3日の4回戦)のラスト数ゲームはまったく動けてなくて、終わってからも同じ感じだったが、今週は精神的に良い状態が続いていたので、それが良い方向にいって、体とメンタルは意外と大丈夫だった。それにプレーが伴わなかった」

 ――ナダル戦は2勝11敗となった。
 「なかなか簡単なポイントがなくて、自分のアンフォースドエラー(凡ミス)が増えて悪い流れにはなった。戦術的に彼のプレーに飲み込まれてしまった。(体が)つらい中でも、もう少し良い試合をしたかった」

 ――大会を振り返って。
 「満足感はないけど、出し切ったのは出し切った。これが限界だったのかなと思う。そんなに悔いはないですけど、ベスト4以上に行きたかった」

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