白鵬、名古屋場所へ「だいぶ前進」右腕負傷から稽古再開

[ 2019年6月5日 05:30 ]

名古屋場所に向けて稽古を再開した白鵬
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 大相撲夏場所を右上腕負傷で全休した横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が4日、東京都墨田区の同部屋で名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて稽古を再開した。四股やすり足などで体を温め、サポーターを施した患部の右腕をかばうそぶりもなく、若い衆を相手に立ち合いを確認。ぶつかり稽古では胸も出した。「だいぶ前進した。(病院の)先生には順調にきていると言われ、自信になる。不安をなくしていきたい」と手応えを口にした。

 夏場所では25歳の朝乃山が初優勝。「相撲のスケール、体形が(自分と)似ている」と好印象を口にした。また、四つ相撲を代表する若手力士になりたいと意欲を示したことについて「もうなっているでしょ」と認めた。

 12日から滋賀県長浜市での合宿で、相撲を取る稽古の再開する見通し。「まだまだ相撲を取りたいという気持ちになるのは何年ぶりかな。体の張りや圧力が出てきた中で、実戦にいけたら」と話した。

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2019年6月5日のニュース