松山 ショット安定せず63位の低調発進「パーを取れないんじゃないか…」

[ 2019年4月13日 05:30 ]

米男子ゴルフ マスターズ 第1日   ( 2019年4月11日    米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )

9番でラインを読む松山英樹
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 首位とは9打差の63位。予選落ちした14年の90位に次ぐ、自身ワースト2番目の低調発進に、松山の表情は終始険しく「うまく進めることができず、ずっと停滞してしまった。なかなか調整できずスイングが良くない」と言葉を絞り出した。

 フェアウエーキープ率は87人中83位の35・71%とショットが安定しなかった。1、2番の第1打はフェアウエー右バンカーへ。3番では第2打が木に当たって3連続ボギーを叩いた。8度目の出場で3連続ボギー発進は初めてで「パーを取れないんじゃないかと思った」。5番で初バーディーも、その後も一進一退で「パープレーまで頑張って戻そうと思ったが、それをする力がなかった」と悔しさをにじませた。

 2週前に体調を崩し、開幕前には最後まで練習場に残って打ち込むなど懸命の調整を続けたが「(今大会は)ピンポイントに打っていかないと。そこに対して、自分が打てるのか不安でしかない」と語っていた言葉が現実になってしまった。

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2019年4月13日のニュース