中野恵理花、デビュー戦2差発進「よくできた方やと思います」

[ 2019年4月13日 05:30 ]

女子ゴルフツアー スタジオアリス女子オープン 第1日 ( 2019年4月12日    兵庫県 花屋敷GCよかわC=6316ヤード、パー72 )

9番でアプローチを放つ中野。プロデビュー戦となる今大会、首位と2差の5位発進(撮影・井垣 忠夫)
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 プロデビュー戦の中野恵里花(19=フリー)が70で回り、首位に2打差の2アンダー、5位と本人もビックリの好スタートを切った。元世界ランク1位・申ジエ(30=韓国)とプロ9年目の福山恵梨(26=フリー)が4アンダーで首位。ツアー通算3勝の菊地絵理香(30=オンワードホールディングス)と小橋絵利子(30=RSK山陽放送)の2人が1打差の3位につけた。

 京娘らしく、中野はやんわりとした口調でプロデビューラウンドを振り返った。「楽しかったです。ギャラリーの中でプレーするのは大好き。緊張はしましたけど、よくできた方やと思います」  ツアー予選会64位の無名選手。裏街道の10番からスタートし、18、4番ではともに12メートルのバーディーパットを沈めてウエーティングにより巡ってきた好機を生かした。

 「心の動きが体の動きにどう影響するか知りたくて」と龍谷大文学部哲学科に進学した女子大生プロ。ゴルフに専念するため現在休学中だが、4秒で吸って7秒で吐く深呼吸で緊張の一日を克服。アマチュア時代は2戦いずれも予選落ちと歯が立たなかったプロツアーで、初めてアンダーパーをマークする会心のゴルフを見せた。

 初挑戦だった昨年のプロテストは8打及ばず不合格。今年再挑戦するが、その前に狙うのは、リランキングを利しての賞金シード獲得。背水の陣で臨むラウンドが続く。 



 ◆中野 恵里花(なかの・えりか)2000年(平12)1月25日生まれ、京都府宇治市出身の19歳。両親の勧めで9歳の時にゴルフを始める。宇治中3年時の日本ジュニアで4位入賞。その後、龍谷大平安高から龍谷大に進学。身長1メートル57、体重は未公開。血液型O。好きなクラブは1Wとパター。趣味はアニメ。気分が落ち込んだ時はセーラームーンのYouTubeで元気を取り戻す。

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2019年4月13日のニュース