【林享の目】松元 100~150メートル26秒台なら世界レベル

[ 2019年4月5日 08:39 ]

競泳 日本選手権第3日 ( 2019年4月4日    東京辰巳国際水泳場 )

競泳日本選手権第3日 男子200メートル自由形決勝、力強い泳ぎで優勝した松元(撮影・小海途 良幹)
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 自己ベストを更新した松元はラスト50メートルが強くなった。これまで最後のラップタイムは27秒台が多かったが、26秒73で帰ってきた。最後に粘れたのは練習の成果だと思う。

 泳ぎとしては、右で呼吸した後、手の入水直後に水に乗っていく感じがいい。上がった頭を沈める際の勢いで重心が前に移動し、タイミングよくキックが入ってスピードに乗る。

 課題は27秒61かかった100~150メートル。50~100メートルは26秒46で、ここだけ27秒台だ。力をためたい区間だが、ここを26秒台でまとめることが理想だ。世界のトップ選手はイーブンペースで泳ぐ。松元もそれができれば、全体で1秒近くタイムが向上し、五輪や世界選手権でメダルに手が届くだろう。

 今大会はここまで全体的に雰囲気が重い。萩野、池江の男女のエースがいないことで、他の代表候補選手にプレッシャーがかかっているのか、いつもの力を出せていない。この雰囲気を打ち破る選手が4日目以降出てきてほしい。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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