張本はリオ王者の馬龍に1―3で敗戦 卓球アジア杯1次リーグ

[ 2019年4月5日 15:56 ]

<卓球アジア杯・初日>第2試合、リオ五輪金メダリスト・馬龍(手前)に得点を奪われ、肩を落とす張本(撮影・吉田 剛)
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 卓球のアジア杯が5日に横浜市の横浜文化体育館で開幕し、男子の張本智和(15=木下グループ)は1次リーグB組第2戦で、リオデジャネイロ五輪金メダリストの馬龍(30=中国)に1―3で敗れた。

 第1ゲームは序盤に5連続失点があり9―11で落としたものの、後半の巻き返しが光った。強打の応酬を避け、短いレシーブのスローな展開に持ち込んで浮上のきっかけをつかむと、第2ゲームはその流れに乗って11―6で奪った。

 しかし、ツアー勝率8割超の最強選手はフォアハンドの強打で日本のホープで押し返す。張本は第3ゲームを5―11、第4ゲームを8―11で奪われて敗れた。

 1次リーグ通算1勝1敗となった。残り1試合も同日に行われる。

 大会は男女各16人がA~Dの4組に分かれ、1回戦総当たりの1次リーグを実施。世界ランク上位選手が集まるA~C組は、2位までが準々決勝に進出。A~C組の3位と、D組1位は準々決勝の残り2枠を懸けて争う。今大会の上位3選手は自動的に10月のワールドカップの出場権を得る。

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