ウルフパック、遠征初戦は黒星 ジョセフHC「ハッピーな部分も課題も出た」

[ 2019年3月29日 13:55 ]

密集から打開を図る姫野らウルフパックの選手たち
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 ニュージーランド遠征中のラグビーW杯日本代表候補の「ウルフパック」は29日、ポリルアでスーパーラグビーのハリケーンズBと強化試合を行い、31―52で敗れた。前半2分にモールで先制トライ。序盤こそ善戦したが、ずるずる失点を重ねる展開となった。約4カ月ぶりの実戦だけに、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「ハッピーな部分もあるが、課題も出た」と振り返った。

 国内で長期間の合宿を消化してのW杯イヤー初戦。指揮官は「FWがいい仕事をしてくれた。なかなか取れないモールトライも取れた。タックルもディフェンスもフィジカルな部分で前線で頑張っていた。相手のフィジカリティーにマッチングできた」と評価した。それでも「BK陣はワイドでのソフトトライを与えてしまった。そこは常に継続として課題として挙がっていたのでこれからも取り組みたい」と指摘した上で「いいタイミングでピークを迎えたい。そこまで生き急いでいない」と語った。

 チームはあす30日にダニーデンに移動し、4月5日にハイランダーズBと強化試合を行う。

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2019年3月29日のニュース