フィギュア日本男子　２枠維持へ窮地…フリー次第で１１年ぶり１枠に

フィギュアスケート世界ジュニア選手権第１日 （ 2019年3月6日    ザグレブ ）

　日本男子が窮地に立たされた。１２位の島田と２０位の壷井の順位合計は「３２」。２枠の出場枠を維持できる「１４〜２８」に８日のフリーで巻き返せなければ、１１年ぶりに１枠に減る。

　１７歳の島田は３回転フリップの着氷が乱れるミスが響いた。自己ベストは塗り替え「そこそこのスタート。ホッとした」と安どしたが、ハイレベルな欧米勢には後れを取る苦しい展開。初舞台の緊張を味わった１６歳の壷井は、トリプルアクセル（３回転半ジャンプ）の転倒が痛かった。