元大関が序二段に…照ノ富士 「話にならない」状態も5場所ぶり出場の理由 伊勢ケ浜親方が説明

[ 2019年3月8日 17:18 ]

照ノ富士
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 大相撲の元大関で序二段48枚目の照ノ富士(27=伊勢ケ浜部屋)が十両だった昨年5月の夏場所以来、5場所ぶりに出場する。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は8日、大阪市内で取材に応じ「きょうも三段目(力士と)相撲をやっても(万全からほど遠く)話にならない」と話して苦笑い。膝の状態が戻っていない中、出場を決めた理由については「番付的なものもある。ここら辺ぐらいだったら足使わなくてもいいと思う。逆に負けて自信なくす可能性もあるけど…」と説明した。

 昨年夏場所は途中休場。終盤に再出場したが白星を挙げずに終わった。その後、両膝を手術し糖尿病の治療にも取り組んだ。昨年名古屋場所から、今年1月の初場所まで4場所連続で全休。白星は十両だった昨年春場所以来、挙げていない。復帰しての目標は「関取返り咲き」と同親方。さらに「まずは相撲を取るということ。余計なことを考えず」と続けた。

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2019年3月8日のニュース