栃ノ心 一時は20キロ減も170キロ台に回復 2度目のカド番脱出へ背水

[ 2019年3月8日 11:47 ]

コカ・コーラボトラーズから缶コーヒー「ジョージア」を贈られ、担当者と乾杯する栃ノ心(左)
Photo By スポニチ

 大相撲の大関・栃ノ心(31=春日野部屋)に8日、コカ・コーラボトラーズジャパンから、主力缶コーヒー「ジョージア」が贈られた。

 母国の名前が商品名に入っていることで以前から「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド(エメマン)」を愛飲していた縁で、同社が昨春から差し入れを続けている。

 この日は大阪・交野市の部屋にエメマンだけではなく、栃ノ心が最近お気に入りの「ジョージア グラン微糖」など計10ケース(300缶)が届けられた。同社担当者は「全社を挙げて応援しています」とエール。栃ノ心はさっそく1缶をおいしそうに飲み干した。

 10日から始まる春場所(エディオンアリーナ大阪)が2度目のカド番となる栃ノ心は、背水の陣で力強い援軍を得て「力になります。頑張らないとね」と微笑んだ。

 初場所で途中休場した原因となった右太もも肉離れについては「気にならないことはないけど、大丈夫。体の重さもでてきた」と明るい表情。一時は古傷の右膝や先場所痛めた右脚への負担を減らすために20キロ減らした体重も、今は170キロ台に回復した。

 初日の相手は過去3勝1敗の平幕・大栄翔。合口は悪くないが、相手は自己最高位で挑んでくるだけに、勢いがある。カド番脱出へ、大事な一番になりそうだ。

続きを表示

2019年3月8日のニュース