来日する2チームがトロントで激突 ロケッツが敵地でラプターズを下して6連勝 ハーデンは35得点

[ 2019年3月6日 15:02 ]

ジャンプシュートを放つロケッツのハーデン(AP)
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 今年10月に「さいたまスーパーアリーナ」でプレシーズンの2試合を行うことが決まったラプターズとロケッツが5日、カナダのトロントで対戦。敵地に乗り込んできたロケッツは35得点を挙げたジェームズ・ハーデン(29)の活躍で107―95(前半55―37)で勝利を収めて今季最長タイの6連勝を飾った。

 ただし試合は苦戦。第2Qで最大22点のリードを奪いながら第3Qは14―34とリズムを失って試合をひっくり返された。それでも第4Qを36―21として再逆転。サンダーとトレイルブレイザーズがこの日、ともに敗れたため、両者と同率ながらロケッツは西地区全体で3位に浮上した。

 ハーデンはフィールドゴールを30本中12本(うち3点シュートを9本中3本)、フリースローは8本全部成功。30得点以上の連続記録はすでに「32試合」で途絶えてしまったが、28得点以上では39試合連続となった。

 東地区全体2位のラプターズは連勝のあと連敗を喫して46勝19敗。同1位バックスとのゲーム差は2・5に広がった。ホームでの連勝は7でストップ。カワイ・レナード(27)は26得点を稼いだものの、チームの3点シュート成功は、ロケッツが34本中15本(成功率44・1%)だったのに対して、32本中9本(成功率28・1%)にとどまった。

 西地区全体1位のウォリアーズは地元オークランドで東地区全体5位のセルティクスに95―128(48―73)で敗れて44勝20敗。ステフィン・カリー(30)が第3Qまでの出場で23得点、ケビン・デュラント(30)は18得点を挙げたものの、右膝を痛めているクレイ・トンプソン(29)は2試合連続で欠場した。

 33点差の敗戦は5季目を迎えているスティーブ・カー監督(53)にとってはワースト記録。なおスポーツ専門局のESPNは、ウォリアーズがかつて同チームに所属していたセンターで現在は母国オーストラリアでプレーしてるアンドリュー・ボーガット(34)の獲得に動いていると報じている。

 セルティクスは39勝26敗。ベンチから出たゴードン・ヘイワード(28)が4本の3点シュートなどで30得点を稼ぎ、カイリー・アービング(26)も19得点と11アシストを記録してロードで貴重な白星をものにした。

 <その他の結果>

*ペイサーズ(42勝23敗)105―96ブルズ(18勝47敗)

*76ers(41勝23敗)114―106マジック(30勝36敗)

*グリズリーズ(26勝40敗)120―111トレイルブレイザーズ(39勝25敗)

*ティンバーウルブス(30勝34敗)131―120サンダー(39勝25敗)

 *はホームチーム

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