ゴンザガ大・八村塁がカンファレンスのシーズンMVP チームは主要受賞部門を独占

[ 2019年3月6日 11:02 ]

WCCのシーズンMVPに選出されたゴンザガ大の八村(AP)
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 全米大学男子バスケットボールのウエストコースト・カンファレンス(WCC=所属10チーム)が5日、今季の各受賞者を発表。シーズンMVPには今季29勝2敗(WCC内では17戦全勝)でAP、コーチ協会両ランクで全米1位にランクされているゴンザガ大のフォワード、八村塁(3年)が選出された。

 八村は先発に定着した今季、全31試合に出場してWCC内では3位の20・6得点をマーク。フィールドゴール(FG)の成功率はWCCの試合だけに限ると4位の63・5%を記録していた。しかもすべての試合で2ケタ得点を稼ぎ、20得点以上は19回。得点とリバウンド部門で2ケタの数字を残すダブルダブルも4回達成していた。

 八村はWCCのオール・カンファレンス・ファーストチームにも選出され、この中にはチームメートのブランドン・クラーク(3年)、ザック・ノベールJR(2年)、ジョシュ・パーキンス(4年)も名を連ねた。WCCの“ベスト5”に同一チームから4人が選出されたのは史上3回目。今季16・6得点と8・8リバウンド、3・1ブロックショット(全米3位)を記録したクラークはWCCの最優秀守備選手にも選出された。

 クラークの今季のブロックショット数は全米2位の99で、6月のNBAドラフトでは八村とともに指名される可能性が大きくなっている。

 またセルビア出身のフォワード、フィリップ・ペトルセフは1年生のベスト5(オール・フレッシュマン)に選ばれ、マーク・ヒュー監督(56)は3季連続で最優秀監督賞を受賞。カンファレンス内の試合はすべて2ケタ点差で勝利を収めており、ゴンザガ大は主要受賞部門をほぼ独占する形となった。

 なおゴンザガ大は全米大学選手権(NCAAトーナメント)への出場権がかかるWCCトーナメト(ラスベガス)では11日の準決勝から登場する。

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2019年3月6日のニュース