ウォリアーズが連敗 敵地オーランドでマジックに苦杯 ロケッツのハーデンは驚異の58得点

[ 2019年3月1日 15:27 ]

カリーをマークするマジックのフォーニエー(AP)
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 NBAは28日に各地で6試合を行い、ウォリアーズは敵地オーランドでマジックに96―103(前半51―59)で敗れて43勝19敗。第4Qで15―33と失速し、ここ6戦で4敗目を喫した。

 2日連続の試合でケビン・デュラント(30)は休養で欠場。ステフィン・カリー(30)が33得点、クレイ・トンプソン(29)とディマーマス・カズンズ(28)がそれぞれ21得点を稼いで第3Q終了時点では11点をリードしたが、大詰めでシュートの精度を欠いた。

 マジックは29勝34敗となって東地区全体8位に浮上。このカードの連敗を11でくい止め、ウォリアーズ戦では2012年12月14日(99―85)以来となる白星を挙げた。

 アーロン・ゴードン(23)が22得点と15リバウンド、球宴出場のニコラ・ブーチェビッチ(28)が12得点、13リバウンドを稼いでマジックの勝利に貢献。ベンチから出たテレンス・ロス(28)は勝負どころの第4Qに3本の3点シュートを決めて16得点をマークした。

 一方、西地区全体6位のロケッツは地元ヒューストンでヒートを121―118(前半55―69)で退けて4連勝で37勝25敗。第4Q残り6分18秒の時点では10点を追いかける展開だったが、ここから連続14点を奪って試合をひっくり返した。

 ジェームズ・ハーデン(29)はフィールドゴールを32本中16本(うち3点シュートは18本中8本)、フリースローは18本全部成功させて圧巻の58得点。ヒートの対戦相手の最多得点記録は1994年12月13日に76ersのフォワード、ウィリー・バートンがマークした53得点だったが、24季ぶりにこの記録を更新した。ハーデンの50得点以上は今季6回目。ここ2試合の3点シュートは計21本放って1本しか決まっていなかったが、この日はシューティング・タッチが戻っていた。

 前夜にドウェイン・ウェイド(37)の劇的な3点シュートによるブザービーターでウォリアーズに勝ったヒートは27勝34敗。復帰4戦目のゴラン・ドラギッチ(32)が21得点、ウェイドも12得点を記録したが、ハーデンの“猛爆”を抑えることができなかった。

 なお西地区全体2位のナゲッツはジャズに足元をすくわれて連勝は5でストップ。同3位のサンダーも76ersに敗れて3連敗を喫し、4位トレイルブレイザーズとのゲーム差はなくなった。

 <その他の結果>

*ペイサーズ(41勝22敗)122―115ティンバーウルブス(29勝33敗)

キャバリアーズ(15勝47敗)125―118*ニックス(13勝49敗)

76ers(40勝22敗)108―104*サンダー(38勝23敗)

ジャズ(35勝26敗)111―104*ナゲッツ(42勝19敗)

 *はホームチーム

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