ソチ銅メダルの小野塚彩那が引退表明「一線を退くことを決意致しました」

[ 2019年1月24日 18:11 ]

フリースタイルスキー・女子ハーフパイプの小野塚
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 フリースタイルスキーの女子ハーフパイプ(HP)で2014年ソチオリンピックで銅メダルを獲得した小野塚彩那(30=石打丸山ク)が24日、自身のブログを更新。日本時間25日に米・コロラド州で開催される「X―GAMES」をもって競技者を引退することを表明した。

 小野塚は「平昌オリンピック後、自身の進退についてはっきりとした状況をお伝えできずにおりましたが、この度、明日、アメリカ・コロラド州にて開催されるX―GAMESでハーフパイプのコンペシーンより一線を退くことを決意致しましたことをご報告させて頂きます」と発表。「色々と考えた結果、オリンピックよりも出場することが難しいとされているこの大舞台は、引退するには最高の舞台だと思い、決断に至りました」とつづった。

 今後については、所属する石打丸山スキークラブでスキーアカデミーを立ち上げ、ハーフパイプの普及と選手の育成に努めると表明。「スキーヤー小野塚彩那として、アルペン、技術選、ハーフパイプを経験し、第4章のスキー人生のスタートとなります」と記した。

 小野塚は14年のソチ五輪フリースタイルスキー女子HPで銅メダルを獲得。昨年2月の平昌五輪にも2大会連続で出場し、5位入賞を果たした。

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2019年1月24日のニュース