大坂狙う再び4大大会V ビデオメッセージで新シーズンへの意気込み

[ 2018年12月14日 05:30 ]

毎日スポーツ人賞表彰式 ( 2018年12月13日 )

<2018毎日スポーツ人賞>(左から)文化賞の軽井沢C佐藤一郎副理事長、山口剛史、新人賞の北園丈琉、グランプリの大谷翔平、新人賞の倉橋香衣、功労賞の故・衣笠祥雄さん長男・友章さん(撮影・篠原岳夫)
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 「2018毎日スポーツ人賞」(スポーツニッポン新聞社共催)の表彰式が13日、東京ドームホテルで行われ、ベストアスリート賞の女子テニスの大坂なおみ(日清食品)はビデオメッセージで「素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます」と喜びの声を寄せた。

 今季はツアー初優勝に加えて全米オープンで4大大会初制覇。大ブレークした一年のベストマッチには「落ち着いていい状態でプレーできていた」と優勝した3月の大会でのA・ラドワンスカ(ポーランド)戦を挙げた。ブリスベン国際(31日開幕)から始まる新シーズンに向け、すでに米国で始動。「また4大大会で優勝したい。大きな目標だが、一度はできたのでまた勝ちたい」と意気込んだ。

 《体操北園、目標は内村》体操界の期待のホープ、北園丈琉(大阪・清風高)が新人賞に輝いた。10月のユース五輪で男子総合など5冠を獲得。東京五輪での史上3人目の高校生代表入りを目指し、現在はDスコア(演技価値点)向上に取り組んでいる。

 偉大な内村の背中を追う16歳は「東京での金メダルは絶対にかなえたい目標」と宣言し「内村選手の個人総合のタイトルを受け継いで、連覇し続ける選手になりたい」と夢を語った。

《車いすラグビー倉橋、大谷に一言「格好いいです」》車いすラグビーで女性初の日本代表メンバーの倉橋香衣が新人賞となった。8月の世界選手権では日本の初優勝に貢献。「車椅子のぶつかり合いを楽しんでいる」と競技の魅力を語り、「男女混合競技なのでもっと女性が増えてほしい」と語った。

 集合写真では隣にいた大谷と車椅子について言葉を交わし「格好いいですね」と表情を緩めた。

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2018年12月14日のニュース