“みまひな”がグランドファイナルVに王手、伊藤は寝不足で不調も「頭で勝てた」

[ 2018年12月14日 16:28 ]

卓球ワールドツアー・グランドファイナル第2日 ( 2018年12月14日    韓国・仁川 )

女子ダブルス準決勝でポイントを奪い、ガッツポーズの早田(奥)、伊藤組
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 “みまひな”がタイトルに王手をかけた。女子ダブルス準決勝で伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組が、地元の韓国ペアを3―2で撃破。16日の決勝では陳幸同・孫穎莎(中国)組と激突する。伊藤は森薗政崇(岡山)と組んだ混合ダブルスは準決勝で敗退した。

 伊藤がまさかの1回戦負けを喫した13日のシングルスは、試合終了が午後9時頃でケアや食事を終えて就寝したのは午前1時前。この日の女子ダブルスは午前10時開始で、準備などのため約5時間半しか眠れなかった。「いつもは8時間は寝るので、めっちゃ眠かった。“やれるのか!?”って感じだった」。序盤は脚も動かず、頭も働かなかったが、第4ゲームで相手のマッチポイントをしのぐと頭脳はフル回転。巧みに戦術を変え、「頭で勝てた」と笑った。

 グランドファイナルでは14年に伊藤が平野とのペア、16年に早田が浜本と組んで優勝しているが、“みまひな”では初Vへ王手。Tリーグに参加していない伊藤にとっては、16日の決勝が18年ラストマッチ。「きょうはゆっくり寝ます!」と話した伊藤は、「いい終わり方ができるようにしたい」と意気込んでいた。

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