関学大日本一勝ち取る!松井、悪夢払しょくへ闘志 16日甲子園ボウル早大戦

[ 2018年12月14日 06:13 ]

負傷離脱した昨年の雪辱を誓う関学大・松井(撮影・後藤 大輝)
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 16日に行われる第72回毎日甲子園ボウルに出場する関学大が13日、兵庫県西宮市の甲子園球場で練習を公開した。1年前の日大戦で開始直後に負傷退場したWR松井理己(4年)も入念に状態をチェック。試合の流れを変えるビッグプレーを誓った。

 「やっと、ここに帰ってこられた。甲子園でやり返してやろうという気持ちだけで頑張ってきた。とにかく活躍したい」

 順風満帆な競技人生が聖地で変わった。昨年の甲子園ボウル、関学大最初の攻撃。第2ダウンでパスを受け、走り出した松井の右膝に激痛が走った。そのまま担架に乗せられ退場。2度とフィールドに戻れず、チームも17―23で敗れた。

 全治8カ月の重傷。入部当時、鳥内秀晃監督から「関学史上最高のWRになれる」と称された逸材は、夏までリハビリを強いられた。復帰した後もスピードは戻らず、負傷への恐怖心も消えていない。「まだいい時の7〜8割。それでも、思い切りやりたい」。苦い過去を清算する頂上決戦。地元西宮市が生んだ大型レシーバーが1年前と違う形でインパクトを残す。

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2018年12月14日のニュース