張本 グランドファイナル初4強!「自分の力を出し切ろうと」

[ 2018年12月14日 21:11 ]

卓球ワールドツアー・グランドファイナル第2日 ( 2018年12月14日    韓国・仁川 )

男子シングルス準々決勝でポイントを奪いガッツポーズの張本智和
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 男子シングルス準々決勝で、世界ランク5位の張本智和(エリートアカデミー)は、同15位の張禹珍(韓国)を4―1で破り、15日の準決勝に進出した。完全アウェーだったが、「自分の力を出し切ろうと思って試合をして、それができた」と胸を張った。

 初出場だった昨年は8強止まりで、大舞台で初めて4強入り。6月の荻村杯ジャパン・オープンでは4―0と完勝したが、相手のスピードあふれるプレーに警戒を深めていた。第1ゲームの1点目から気合十分に「チョレイ!!」と雄叫びを上げ、勝利が決まるとベンチに走りかけたが、相手と握手してから両手を突き上げた。

 15日の準決勝は世界1位の樊振東(中国)と同6位・カルデラノ(ブラジル)の勝者と対戦する。順当なら4月のアジア杯で破った樊振東との再戦だ。難敵を撃破して、ビッグタイトル獲得へ加速する。

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