“新セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ 最終予選会14位と好スタート 元祖アン・シネは出遅れ

[ 2018年11月27日 19:42 ]

首位に4打差の2アンダー、14位と好スタートを切った“ニュー・セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ
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 日本女子プロゴルフツアーの来季の出場権を懸けた最終予選会が27日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6456ヤード、パー72)でスタートした。韓国から話題の“新セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ(24)が参戦。5バーディー、3ボギーの70をマークし、首位に4打差の2アンダー、14位と好スタートを切った。“元祖セクシー・クイーン”アン・シネ(27=NOWON)は4オーバー、95位と大きく出遅れた。“黄金世代”小滝水音(20=静ヒルズCC)は4アンダーの3位、三浦桃香(19=フリー)3アンダー、7位とぞれぞれ好発進。鈴木麻綾(24=フリー)が6アンダーで首位に立っている。

 報道陣に手を振ってほほえみかえる余裕さえ見せた。アン・シネとは3歳差。次世代の“セクシー・クイーン”と話題のユ・ヒョンジュが体の線を強調する上下黒のウェアで登場。金色に染めた長髪をなびかせて3番からの3連続を含む5バーディーを奪って初日は14位発進。来季前半戦の出場権獲得の目安となる35位を上回る好スタートを切った。

 「来年は日本で頑張りたい。韓国ではセクシー・クイーンと呼ばれることが多いです」11年のプロ入り後、ほとんど実績はない。今季は韓国ツアーの賞金シード入りも逃したが、この日は韓国ツアー3勝うちメジャー1勝の先輩アン・シネに大きく水をあける会心のゴルフを見せた。

 1メートル72の長身。インスタのフォロワー数はイ・ボミ18万9000人、アン・シネ13万6000人、ユ・ヒョンジュ11万4000人、キム・ハヌルの11万1000人を上回っている。このまま来季の日本ツアー出場権を獲得すれば上位人気争いも面白い。

 ▼95位アン・シネ 最悪にうまくいかない1日だったです。緊張してたみたいです。

 <黄金世代も好発進>“黄金世代”の小滝と三浦がそれぞれ3位、7位の好スタートを切った。インスタートの三浦は14番で5メートルのバーディーパットを沈めてからペースをつかみ、大事な初日に69をマーク。「凄い不安だったんです。まだまだなんでけど」とホッとした表情を見せた。小滝は今季の終盤戦で2試合連続のトップ5入りを果たした時の好調を維持。「ちょっとうらやましかったです」と大王製紙エリエールでプロ初優勝を飾った勝みなみの活躍が刺激になっている。

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