ウォリアーズが18点差を逆転して3連勝 デュラントが2試合連続で40得点超え

[ 2018年11月27日 15:27 ]

握手を交わすデュラント(右)とトンプソン(AP)
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 NBAは26日に各地で7試合を行い、王者ウォリアーズは地元オークランド(カリフォルニア州)でマジックを116―110(前半47―64)で振り切って15勝7敗。ステフィン・カリー(30)とドレイモンド・グリーン(28)を依然として故障で欠いているが、ケビン・デュラント(30)が、24日のキングス戦でマークしたばかりの今季自己最多得点(44)を上回る49得点をたたき出して、チームを勝利に導いた。

 これでウォリアーズは4連敗のあと3連勝を飾って15勝7敗。西地区全体では試合数の少ないクリッパーズが13勝6敗(勝率・684)で首位に立っているが、貯金を西地区で最多の「8」としたウォリアーズ(同・682)はクリッパーズに2厘差まで詰め寄ってきた。

 試合は大苦戦。第2Qの終了間際にはこの日最大の18点差を追う展開となった。それでもウォリアーズは29得点を挙げたクレイ・トンプソン(28)の活躍などで猛追。第4Qの6分34秒にトンプソンがこの日6本目となる3点シュートを決めて102―100と試合をひっくり返し、110―109で迎えた残り22秒には、デュラントが4本目の3点シュートを正面から成功させて試合を決定づけた。

 ウォリアーズの選手で2試合連続の40得点超えを果たしたのは、カリーとトンプソンに加え、ウィルト・チェンバレン、リック・バリーらを含めて史上7人目。デュラントはここ3試合では計125得点を稼いでチームの3連勝に大きく貢献している。

 マジックはセンターのニコラ・ブーチェビッチ(28)が30得点と12リバウンド、ベンチから出たテレンス・ロス(27)が28得点を稼いだものの、後半のスコアは46―69。ウォリアーズの2ケタ得点者はデュラントとトンプソンの2人だけだったが、要所で相手のオフェンスをくい止めることができなかった。

 ウィザーズは地元ワシントンDCで延長の末にロケッツを135―131(前半67―65、延長10―6)で退けて8勝12敗。ジョン・ウォール(28)が今季自己最多の36得点を稼ぎ、ブラドリー・ビール(25)も50分の出場時間で32得点をマークしてここ4戦で3勝目を挙げた。

 ロケッツは9勝10敗。ジェームズ・ハーデン(29)が47分で今季自己最多の54得点と8リバウンド、13アシストを記録したが、チームは5連勝のあと3連敗を喫した。

 <その他の結果>

ティンバーウルブス(10勝11敗)102―95*キャバリアーズ(4勝15敗)

*ホーネッツ(10勝10敗)110―107バックス(14勝6敗)

セルティクス(11勝10敗)124―107*ペリカンズ(10勝11敗)

スパーズ(10勝10敗)108―107*ブルズ(5勝16敗)

ペイサーズ(12勝8敗)121―88*ジャズ(9勝12敗)

 *はホームチーム

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