稀勢の里、9場所ぶり勝ち越し 白鵬・鶴竜は10連勝でトップ並走

[ 2018年9月18日 17:59 ]

<秋場所10日目>遠藤(右)を寄り切る稀勢の里(撮影・村上 大輔)
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 大相撲秋場所10日目が18日、東京・両国国技館で行われ、白鵬が関脇逸ノ城を寄り切りで破り、無傷の10連勝。鶴竜も結びの一番で関脇御嶽海を下して全勝をキープし、両横綱が優勝争いのトップを守った。

 進退を懸ける横綱・稀勢の里は、遠藤と3度連続で呼吸が合わず、4度目の立ち合いから一直線で寄り切って8勝目。優勝した昨年3月の春場所以来、9場所ぶりの勝ち越しを決めた。

 1敗同士の激突となった大関・豪栄道と高安の直接対決は高安に軍配。立ち合いの差し手争いから左を差し、かいなひねりで下した。カド番の栃ノ心は、右四つがっぷりの力相撲から魁聖のまわしを切って寄り切り、6勝4敗とした。

 この日1敗だった豪栄道と竜電が敗れたため、全勝の鶴竜、白鵬を1敗で高安が追う展開となっている。

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