大坂 凱旋試合初戦相手は14年全豪準V「楽しむ」も油断なし

[ 2018年9月18日 05:30 ]

レセプションに出席し、フォトセッションで笑顔を見せる(左から)プリスコバ、大坂、ウォズニアッキ、ガルシア、スティーブンス(撮影・木村 揚輔)
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 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンが17日、東京・アリーナ立川立飛で開幕した。全米オープンで4大大会初優勝を飾った第3シードの大坂なおみ(20=日清食品)は会場内で練習と公式会見を行い、夜にはレセプションパーティーに出席した。

 全米女王となって最初の大会が日本凱旋試合。会見には大勢の報道陣が詰めかけ、インドネシアの記者からはウソかマコトか「インドネシアでも人気があるけどバリ島に遊びに来てくれる?」と質問が飛んだ。15日には大相撲を初めて生観戦してリラックス。「柔軟性と強さに驚いた」と迫力を感じ、印象に残った力士として役力士でなく「阿炎」を挙げる渋めのチョイスを見せた。

 それでも気持ちは徐々に試合モードになりつつある。19日か20日に予定される2回戦の相手は、14年全豪準優勝のチブルコバ(スロバキア)に決定。2年前の初対戦では勝利しているものの「厳しい戦いになる」と気を引き締めた。日本開催で「特別な大会」という今大会だが、準優勝した16年以外は1勝もできていない。「この大会でどういうプレーを見せたいかと聞かれても答えに困る。安定したテニスを続けて、試合を楽しんでいきたい」。全米を制した自分の力を信じ、さまざまな重圧にも立ち向かう。

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