ウッズ対ミケルソンのマッチプレーが実現 勝った方が賞金10億円を独り占め

[ 2018年8月23日 16:55 ]

マッチプレーを行うことになったウッズ(右)とミケルソン(AP)
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 米プロゴルフ界を代表するベテラン、タイガー・ウッズ(42)とフィル・ミケルソン(48)による“賞金総獲り方式”によるマッチプレーが11月23日の感謝祭にラスベガスのシャドークリークGCで行われることになった。

 有料放送(ペイ・パー・ビュー)での放送権を持つワーナーメディア社が22日に発表したもので、「THE・MATCH」と命名されたこのイベントでは、勝った方が900万ドル(約10億円)の賞金を独り占めするシステム。まだ放送局と視聴料などは決まっていないが、2人合わせて19回のメジャー制覇を誇るベテラン同士の激突は感謝祭当日に全米の注目を集めることだろう。

 ミケルソンはスポーツ専門局のESPNのインタビューに答えて「感謝祭のゴールデンタイムにゴルフを多くの人に見てもらえるいい機会。2人ともマイクを身につけるので、普段は聞けないような会話も聴ける」とコメント。かつては不仲だったミケルソンとウッズだが、最近は良好な関係になっており、それが今回のマッチプレーの実現につながったようだ。

 なおラスベガスのブックメーカー「ウエストゲート・スーパーブック」は「ミケルソン有利」をオファー。ただしウッズはメジャー最終戦となった全米プロでは2位となっており、予選落ちしたミケルソンよりも好調だと見る向きもある。

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2018年8月23日のニュース