川村、2打差5位発進 暑さ何の“新相棒”でティーショット好調

[ 2018年8月23日 18:09 ]

男子ゴルフRIZAP・KBCオーガスタ初日 ( 2018年8月23日    福岡・芥屋GC )

第1日、10番でティーショットを放つ川村昌弘。5アンダーで5位
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 川村昌弘(25=antenna)が7バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで首位と2打差の5位につけた。今大会から新たに導入した“相棒”の1Wが好調。13年以来、5年ぶりのツアー2勝目へ好発進した。

 気温36度を計測した暑さをものともせず、川村が好スタートを切った。今大会自身最少ストロークとなる5アンダーの67をマーク。最終9番をバーディーでホールアウトすると、気持ちよさそうに汗を拭った。

 「好スコアの要因?パターが入った…いや、別に入ってないな(笑い)ティーショットがよかったですね」

 インの10番からスタート。13番パー5ではフェアウエーからの2打目をグリーン手前バンカーに入れるも、2メートルにつけてバーディーが先行する。続く14番パー4ではフェアウエーからの第2打を“OKバディー”。7バーディーのうち、6つはフェアウエーをキープして奪ったもの。「アイアンは当たらなかった」というが、ティーショットの精度が好スコアを生んだ形だ。

 今大会から新しい1Wの「タイトリストTS3」を導入。全英オープンから試してはいたが、初めて試合で使用して「飛んでいて、良いんです」とうなずいた。「球が飛んでいるのでロングホールが獲れている」との言葉通り、パー5の全3ホールでバーディーを奪取した。

 13年のアジアパシフィック・パナソニックオープン以来の2勝目へ、「ショートホールでもう少しチャンスに付けられるように」と気を引き締めた。

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2018年8月23日のニュース