高橋大輔、現役復帰を発表「“競技人生やり切った”と思える演技をしたい」

[ 2018年7月1日 12:12 ]

高橋大輔氏
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 フィギュアスケートの高橋大輔が1日、現役復帰を決めたことを所属事務所を通して発表した。

 所属事務所は「高橋大輔が競技会への復帰を決め、新たな挑戦をすることになりましたので、ご報告致します」と報告した。同日午後8時半から復帰囲み取材を行う。

 高橋は現役復帰を決意した経緯について、2017年の全日本フィギュアにテレビ放送業務で立ち合ったことで「それぞれの立場、目標で全日本選手権を戦う選手たちの姿を見て感動し、この緊張感の中で戦いたい、滑りたい」と考えたと説明。「もう一度、体をいじめ、鍛え直し、引退前に感じることができなかった、『競技人生やり切った』と思える演技をしたいと思っています」と決意をにじませた。

 高橋は岡山県倉敷市出身。8歳でフィギュアスケートを始め、05年に全日本選手権で初優勝。五輪には3大会連続で出場し、06年トリノ大会8位、10年バンクーバー大会で日本男子で初めての表彰台となる銅メダル。14年ソチ大会は右膝故障もあり6位だった。14年10月に引退を発表していた。

 以下、高橋のコメント全文。

 新シーズンが始まる7月1日、競技会への復帰をさせて頂くことをご報告させて頂きます。2017年の全日本フィギュアをテレビ放送業務で立ち合い、「それぞれの立場、目標で全日本選手権を戦う選手たちの姿を見て感動し、この緊張感の中で戦いたい、滑りたい」と思うようになりました。もう一度、体をいじめ、鍛え直し、引退前に感じることができなかった、「競技人生やり切った」と思える演技をしたいと思っています。

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2018年7月1日のニュース