サンウルブズ初のシーズン3勝!後半4トライ逆転、ブルズ撃破

[ 2018年7月1日 05:30 ]

スーパーラグビー第17節   サンウルブズ42-37ブルズ ( 2018年6月30日    シンガポール )

<サンウルブズ・ブルズ>タックルするブレグバゼ(右から3人目)と徳永(左から2人目)
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 サンウルブズはブルズ(南アフリカ)を42―37で下し、スーパーラグビー(SR)参入3年目で初のシーズン3勝目(11敗)を挙げた。6月の代表活動期間明け初戦は16年が12―57(対ワラタス)、昨年が7―94(対ライオンズ)と苦戦を強いられてきたが、6トライを挙げて勝利。今季残り2戦でさらなる白星上積みを目指す。

 チームの成熟、戦力の底上げを証明する3勝目だった。前半はイージーミスで2トライを許すなど7点ビハインドで折り返したが、後半4トライを奪って逆転。ブリッツ共同主将は「日本ラグビーの歴史に名を刻めて誇りに思う」と胸を張った。

 過去2シーズンは1カ月のリーグ休止でチーム状態もリセットされたが、この日はCTBリトル、SOパーカーら日本代表資格のない外国人選手がけん引。代表で出番がなかったSH内田はトライを挙げるなど、ハングリー精神むき出しでプレーした。後半35分に途中出場のウォーレンボスアヤコが逆転トライを挙げ、残り5分間はリードを守り切った。19年W杯へ向けて日本代表にも自信を生む勝利。ブリッツは「メンタルの強さが生きた」と大きくうなずいた。

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2018年7月1日のニュース