炎鵬 合宿開始日に白鵬に2勝1敗と大健闘 次の名古屋場所で勝ち越せば再十両も

[ 2018年6月13日 16:38 ]

白鵬の小手投げを耐える炎鵬(手前)
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 横綱・白鵬らが所属する大相撲の宮城野部屋が13日、この時期恒例の合宿を滋賀県長浜市の滋賀近交運輸倉庫でスタートさせた。

 十両復帰を目指す小兵のホープ、炎鵬(23)も初日から22番の相撲をとった。白鵬には2勝1敗と大健闘した。

 立ち合いで様子を見てきた白鵬の隙をついて懐に入り込んで2連勝。そのあとの1番では「横綱のスイッチが入った」と、立ち合いから強烈な突きをくらって懐に入れず土俵外に吹き飛ばされて悶絶も、表情には第一人者を本気にさせた充実感があった。まさかの横綱戦“勝ち越し”には「たまたまです。まだまだ」と謙そんし、おごることなくレベルアップを誓った。

 炎鵬は今年春場所で新十両も、負け越して幕下に転落。5月の夏場所では5勝2敗。次の名古屋場所で勝ち越せば再十両の可能性がある。

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2018年6月13日のニュース