欧州代表はロシアで変わらず ラグビーW杯開幕戦で日本と激突

[ 2018年6月7日 09:06 ]

 ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)は6日、2019年W杯日本大会欧州予選の不正で処分したルーマニアとスペイン両協会の異議申し立てを退け、欧州代表をロシアとする決定は変わらないと発表した。ロシアはW杯1次リーグA組に入り、9月20日の開幕戦で日本と対戦する。

 WRが設けた独立委員会が異議申し立てを審査し、欧州代表にロシアを繰り上げた当初の判断を支持した。WRのボーモント会長は「このようなことが二度と起こらないよう、学ばなければいけない」とコメントした。

 WRは欧州予選1位だったルーマニアとスペイン、ベルギーの3カ国に代表資格を持たない選手がメンバーに含まれる規定違反があったとして各協会を処分。欧州代表はルーマニアからロシアに変更となり、スペインも欧州・オセアニア・プレーオフ進出を懸けたポルトガル戦に回る予選2位の座を失っていた。

 ポルトガルとのプレーオフにはドイツが出場。勝者は日本と同じ1次リーグA組入りを懸けたサモアとの欧州・オセアニア・プレーオフに進む。(共同)

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2018年6月7日のニュース