日本代表 今年初戦のイタリア戦登録メンバー発表 ジョセフHC「一番いい準備をしてきた選手選んだ」

[ 2018年6月7日 18:26 ]

イタリア第1戦を2日後に控え、東京都内で熱のこもった練習を行ったラグビー日本代表
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 日本ラグビー協会は7日、日本代表の今年初戦となる9日のリポビタンDチャレンジカップ2018イタリア第1戦(大分銀行ドーム)の登録メンバー23人を発表し、主将でフランカーのリーチ・マイケル(東芝)、FB松島幸太朗(サントリー)らの先発が決まった。東京都内で午前中に行った練習後、会見に臨んだジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「一番いい準備をしてきた選手を選んだ。ゲームタイム、トレーニングを一緒にやってきた選手がベストメンバーだが、この一戦に向けてはベストメンバーを選べた」と強調した。

 23人中20人がスーパーラグビー(SR)のサンウルブズでもプレーし、戦術や連係面での不安はない。加えて主力選手は5月19日のストーマーズ戦を最後にチームを離脱し、1週間の休養を経て同28日から日本代表として合宿を開始。サンウルブズで出場機会の少なかった選手はそのまま居残ってプレー時間を確保するなど、各選手の状況に沿った調整を行った。練習でも各々が切れのいい動きを見せ、指揮官も「十分な準備や練習はできたので、あとは本番に挑むだけ。土曜日(9日)が待ち切れない」と語る表情にも自信をみなぎらせた。

 リザーブから途中出場の機会をうかがうプロップ浅原拓真(東芝)は「いい準備ができたので、あとは大分に行って、(宿舎のある別府の)温泉に入るだけです」と笑顔。チームは夕刻、羽田空港発の航空機で大分入りした。

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2018年6月7日のニュース