鶴竜、Vから一夜 一人横綱の責任を果たし、しみじみ「出てよかった」

[ 2018年3月26日 10:25 ]

優勝した春場所の千秋楽から一夜明け、会見にのぞむ鶴竜
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 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)で2016年九州場所以来、4度目の優勝を飾った横綱・鶴竜(32=井筒部屋)が千秋楽から一夜明けた26日、大阪市内で会見した。一人横綱の責任を果たして、ほっとした表情を見せながら「出てよかったという15日間でした」と喜びに浸った。

 鶴竜は先場所、右手の中指以下3本を負傷。春場所はギリギリまで悩んだ末に出場した。最終決断を下した3月8日は、出稽古の後の車の中で考え、少し昼寝してから、また考えたという。そして「やっぱり出よう、と。少しでもみなさんの応援に応えたい」と結論を出したことを、しみじみと振り返った。

 力士会会長でもあり、場所中に起こった十両・貴公俊の付け人への暴力については「力士会でも考えていきたい」と話した。

 また、将来についても言及。親方として相撲協会に残るかどうかは「半分半分」と現在の心境を話した。

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