鶴竜「疲れた」取り直し2敗 高安はV次点12勝も笑顔なし

[ 2018年3月26日 05:30 ]

大相撲春場所千秋楽   ●鶴竜―高安○ ( 2018年3月25日    エディオンアリーナ大阪 )

鶴竜(右)と高安の足が同時で出て取り直しとなる
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 14日目に4度目の優勝を決めた鶴竜は、精根尽き果てて敗れ、13勝2敗で終えた。高安戦は肩透かしを決めて自身に軍配が上がったが、物言いがついて取り直し。その一番は左四つから一気に寄り切られた。取り直しは「疲れました。最後は(痛めている右手で)無理をしても(仕方ない)」と消極的になったことが敗因となった。

 それでも、皆勤が1回しかなかった苦しい17年を経て完全復活。「また一つ成長できて、これからも(優勝)できると確信できた」と自信を取り戻した場所となった。

 一方、意地を見せた高安は2場所連続で優勝力士次点となる12勝目。それでも、連敗スタートを反省し「勉強になった。稽古しかない」と笑顔はなかった。

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2018年3月26日のニュース