横審 稀勢の里 7場所連続休場もやむなし「出られる時に出てほしい」

[ 2018年3月26日 19:45 ]

<横綱審議委員会>会議を終え報道陣の質問に答える北村委員長
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 日本相撲協会の横綱審議委員会は26日、東京・両国の両国国技館で場所後恒例の会合を開き、来場所も横綱・稀勢の里の休場を認める姿勢を見せた。

 北村正任委員長は「(5月に)出てきてほしいけど、体調が悪いのにしゃにむに出るのではなく、出られる時に出てほしい。(休場も)やむを得ない。頑張れというしかない」と話した。

 稀勢の里は昨年の春場所で左上腕部を痛めながら優勝したが、その後は状態が戻らず今場所まで6場所連続で休場している。横審は横綱の不振が続いた場合に「激励、注意、引退勧告」を出すこともあるが、北村委員長は「現段階では意見をまとめる必要はないというのが全会一致」と説明していた。

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2018年3月26日のニュース