続投決定の八角理事長が所信表明「まずは暴力問題の根絶に取り組むことが第一課題」

[ 2018年3月26日 16:51 ]

理事会に臨む(左手前から)鏡山理事、八角理事長、広岡理事補佐
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 続投が決定した日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が26日、東京都墨田区の両国国技館で会見を開き、角界の暴力根絶への決意を改めて示した。

 新たに選任された理事10人による新理事会で、全会一致で2年間の続投が決定。「まずは暴力問題の根絶に取り組むことが第一課題と強く認識している。こういう問題を解決していくのが私の役目と思っている」と語った。

 春場所中に支度部屋で起きた貴公俊の暴力問題にも触れて「本当に申し訳なく思っている。協会の組織統制の強化に取り組んでいく」と再発防止への覚悟をにじませた。「100年先にも大相撲を残したい。それが就任当初から口にしてきた目標」と問題山積みの相撲協会の長として自らの理想を語った。

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