男子回転・湯浅3度目の五輪出場決定!2位に0秒75差つけV

[ 2017年12月29日 05:30 ]

男子回転で優勝した湯浅
Photo By 共同

 アルペンスキーの全日本選手権技術系最終日は28日、平昌冬季五輪代表選考会を兼ねて北海道阿寒湖畔で男女の回転が行われ、男子は34歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が合計タイム1分40秒73で制した。既にW杯の成績でも五輪派遣基準を満たしており、2大会連続3度目の五輪出場が決まった。女子は21歳の安藤麻(東洋大)が合計1分50秒57で4連覇を遂げ、五輪初出場が有力となった。

 男子回転は湯浅が別格の滑りを見せつけ、2位に0秒75差の快勝。「復調の兆しが見えた中での優勝なので弾みにして年明けからいきたい」と話した。以前骨折した右足首を11月に捻挫し、そのまま雪上練習を続けたことでスキーを操る感覚が鈍ったのが不調の原因。基礎練習を繰り返し、約1週間前から調子が上向いたという。3度目の大舞台へ「メダルを期待してもらえるような活躍を残りのW杯でして、五輪をいい状況で迎えたい」と反転攻勢を誓った。

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2017年12月29日のニュース