これも作戦?青学大 原監督 エキサイト「ロゴを禁止することは母校の絆を失わせる」

[ 2017年12月29日 19:58 ]

監督会議後、報道陣に対応する青山学院大学・原監督
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 来年1月2、3日に行われる第94回箱根駅伝の区間エントリーが29日、発表され、4連覇を狙う青学大は、Wエースの一人、下田裕太(4年)が補欠に回った。駅伝男のエース田村和希(4年)は3区にエントリーした。区間エントリー提出、監督会議後に行われた取材で原晋監督は「ロゴを禁止することは母校の絆を失わせる施策だと思う」と突然エキサイトしてまくし立てた。

 94回大会はユニホームやたすき、パンツ以外に校章や校名などのデザインを禁止するという規則が盛り込まれたことが発端だ。95回大会以降も継続されるかは未定だというが、例えば選手の使用する手袋やハチマキに「青山学院大」と書かれていたらNGだという。「母校への思いをもとに学生は頑張るんですよ。思いがあって、つなげるのが駅伝。腹が立って仕方がありません」と憤まんやる方ない様子でまくし立てた。

 ただ、関東学連関係者は「一応、事前にこのことは伝えてあったので、今日いきなり発表というわけではないです…」とポツリ。名コンダクター・原監督らしいメディアを通してハッパをかける、選手の「モチベーションアップ大作戦」なのかも知れない。

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2017年12月29日のニュース