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稀勢、4場所連続休場「痛み引かない」初場所に進退懸ける

大相撲九州場所10日目 ( 2017年11月22日    福岡国際センター )

九州場所を休場となった稀勢の里
Photo By スポニチ

 横綱・稀勢の里が日本相撲協会に「腰部挫傷、左足前距腓(きょひ)じん帯損傷で約1カ月間の安静加療を要す」との診断書を提出して休場した。鶴竜、日馬富士は既に休場しており、2場所連続3横綱不在は昭和以降初めてとなった。稀勢の里は4場所連続5度目の休場。横綱らしからぬ成績が続いており、次に出場する場所は進退が懸かることになる。1人横綱となった白鵬は平幕・逸ノ城を退けて10連勝。2敗は八角部屋の北勝富士、隠岐の海の平幕2人だけとなった。

 横綱らしい相撲を見せられる状況ではなかった。9日目に1場所5個の金星配給というワースト記録に並んだ稀勢の里は、一夜明けたこの日朝の体の状態を見て、自ら休場を決断した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は負傷箇所が左足首と腰であることを明かした上で「痛みが引かない。稽古をやっていたが、思うように力が入っていない」と説明した。

 稀勢の里は新横綱優勝を遂げた春場所で左上腕などを痛め、夏場所を途中休場。名古屋場所は左足首の負傷で途中休場となり、秋場所は自身初の全休だった。横綱在位5場所で皆勤は1場所だけ。当面は来年初場所での復帰を目指していくことになるが、これまでに腰を痛めたことがないだけに長期化する可能性も否めない。

 福岡入り直後は順調な稽古を続けたが、7日に田子ノ浦部屋で行われた二所ノ関一門連合稽古では豪栄道に3連敗するなどペースダウン。その後、途中で稽古を切り上げた。「体もしっくりこなかった」という状態を、本場所まで引きずった。場所中の朝稽古では左足首のテーピングを外して巻き直すなど違和感があった。7日目から3連敗した相撲は、いずれも腰高だった。

 現役時代に腰痛に苦しめられ、4場所連続休場後の89年初場所で優勝している八角理事長(元横綱・北勝海)は「残念だ。きっちり治して、体調を整えることだ」と復活を期待した。その一方で「今後、横綱としての成績を残さないといけない」と話し、次に出てくる場所では休場は許されない状況であることを示唆した。事実上、次は進退が懸かる場所となる。

 今年初場所後の横綱昇進伝達式での口上は「横綱の名に恥じぬよう、精進します」。相撲人生の岐路に立った稀勢の里は、厳しい精進が強いられる。

[ 2017年11月22日 05:30 ]

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