レスリング男子代表選手が頸椎損傷 協会が公表せず

[ 2017年11月22日 05:30 ]

 9月に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行われたレスリング男子日本代表の強化合宿で、練習に参加していた拓殖大の選手(21)がスパーリング中の事故で頸椎(けいつい)損傷の大ケガを負っていたことが21日、関係者の話で分かった。胸から下が自力では動かせない重傷で、入院中という。

 NTCで合宿が行われていたことから、日本オリンピック委員会(JOC)やスポーツ庁も事情を把握している。事故を公表していないことについて日本協会の西口茂樹強化副本部長は「JOCには報告している。どこまでオープンにしていいのか、デリケートな話で公表は考えていなかった」と説明している。

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2017年11月22日のニュース