松山 連続2ダボで停滞60位 首位と21打差開く「いい形で終われば」

[ 2017年10月29日 05:30 ]

男子ゴルフ世界選手権シリーズ HSBCチャンピオンズ第3日 ( 2017年10月28日    中国・上海 佘山国際GC=7261ヤード、パー72 )

第3ラウンド、ホールアウトし、パターを投げる松山英樹。通算4オーバーで60位
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 松山英樹(25=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの72と伸ばせず4オーバーで60位。首位とは21打差。片岡大育(29=Kochi黒潮CC)は4アンダーの21位。谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)はイーブンパーの41位。今平周吾(25=レオパレスリゾートグアム)はスタート時間に遅れて失格。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(33=米国)が17アンダーで首位を守った。

 松山は前半、復調の兆しを見せた。3つバーディーを奪った後、18番パー5では残り241ヤードから3Wで2メートルに2オンしてイーグル。9ホールで5つもスコアを伸ばした。

 しかし後半は荒れた。5番はバンカーから寄せきれず短いパットも外した。8番パー5はティーショットを右に曲げ、カート道で跳ねる不運もありOB。いずれもダブルボギーを叩いた。ホールアウト後は「いいところもあれば、悪いところもあるという感じ」と話した。この日はパターをピン型からマレット型に変更し、ショートパットのミスは減った。それでも本調子にはほど遠い。「少しずついい方向に向かうようにしたい。今年最後の米ツアー(でのプレー)なので、いい形で終わることができれば」と必死で前を向いた。

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2017年10月29日のニュース