「シンクロ」名称変更 マーメイド主将・乾友紀子は「寂しい思いある」

[ 2017年7月24日 11:09 ]

記念撮影するシンクロ日本代表
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 水泳の世界選手権に出場したシンクロナイズドスイミング日本代表が24日、成田空港に帰国した。東京五輪までちょうど3年となったこの日、マーメイドジャパンの主将、乾友紀子(26=井村シンクロク)は「(3年は)長いようで短い。もっと進化したいし、リオ五輪を上回りたい」と決意を語った。

 今大会のシンクロ日本のメダルはチーム・テクニカルルーティンとフリーコンビネーションの銅2個。乾は「序盤でいい流れを作れなかった。悔しい思いをしたことで次のステージに向かう原動力になる」と大会を振り返った。

 フリーコンビネーションは2大会連続の銅メダルだが、同種目にロシアは出場していない。乾は「世界の壁は甘くないと認識した。落としてしまったものを取り戻す難しさも感じている」と先を見据えていた。

 「シンクロ」の名称が「アーティスティックスイミング」に変更になることについて、乾は「馴染んできた名前だし寂しい思いもある。新しい種目名でも活躍して認知度を上げたい」と話していた。

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2017年7月24日のニュース