璃花子 初メダル獲得へ100バタ決勝進出、全体4位のタイム

[ 2017年7月24日 05:30 ]

水泳世界選手権第10日 ( 2017年7月23日    ハンガリー・ブダペスト )

世界選手権女子100メートルバタフライ準決勝 力泳する池江
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 競泳がスタートし、女子100メートルバタフライで、リオ五輪5位の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)は予選は57秒45で全体4位、準決勝は56秒89の全体4位でそれぞれ通過し、24日の決勝に進んだ。22日のシンクロナイズドスイミングの混合デュエット・フリールーティン(FR)決勝では安部篤史、足立夢実組(楓心舘シンクロク)は88・0000点で4位。今大会のシンクロ日本のメダルはチーム・テクニカルルーティンとフリーコンビネーションの銅2個に終わった。

 池江が個人種目で日本勢最初の決勝進出者となった。午前の予選で全体4位につけ「凄くいい位置。1本泳いだら落ち着いた」。午後の準決勝では前半50メートルを予選より0秒25速い26秒77で入り後半もさらにペースを上げた。昨夏のリオ五輪で出した日本記録の56秒86に迫る56秒89の好タイムで全体4位となった。

 日本選手権5冠の17歳は春以降調子が上がらず不安を抱えた時期もあったが、大会前は腰を据えてトレーニングに励み「感覚がよくなった」という。2日前に会場入りしてからは「根拠のない自信」も湧いている。今大会最大8種目に出場する可能性がある。まずはリオ五輪で5位となった最も得意な種目で決勝進出。大会前から目標に掲げてきた「初のメダル獲得」に挑む。

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