16歳“みまひな”気楽にメダル!「笑っちゃうのが2人の良いところ」

[ 2017年6月2日 21:40 ]

メダルを決め抱き合う伊藤と早田
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 世界卓球は2日、ドイツのデュッセルドルフで女子ダブルス準々決勝が行われ、伊藤美誠(16=スターツ)と早田ひな(16=希望が丘高)の高校2年生コンビ「みまひな」が香港のドゥ・ホイカン、リ・ホチンのペアを4―0で破って準決勝進出を決めた。

 圧巻のストレート勝ちでのメダル確定に伊藤は「すごくうれしい。メダルをとりにきたので」と笑顔。日本勢16年ぶりの快挙に早田も「自分で盛り上がりすぎてどうにかなっちゃいそう」とうれしさを爆発させた。

 伊藤が「どういうふうに組み立ててってノートで確認して。あとは『がんばろー!』って笑いながら、気楽に」と試合前のやりとりを明かし、早田も「以前(香港の選手とは)2回やって勝っていたので自信をもっていた」と気負いはなかった様子。

 試合中には何度も顔を見合わせ笑顔になったが「毎回そう。笑っちゃう」と伊藤が早田を見やると、早田も「そこが2人のいいところ」と笑顔で応えた。

 準決勝は世界ランキング1位、2位の中国ペアが相手。「良い色のメダルを持って帰りたい」と伊藤が意気込むと、早田も「感動を与えるようなプレーをしたい。また応援お願いします」と力を込めた。

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2017年6月2日のニュース