美宇語録 W杯女子単日本勢初制覇に「夢みたい」アジア∨で「日本の国歌が新鮮」

[ 2017年6月2日 23:35 ]

卓球世界選手権個人戦第5日 ( 2017年6月2日    ドイツ・デュッセルドルフ )

卓球世界選手権第5日 女子シングルス準々決勝でプレーする平野
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 卓球の世界選手権の女子シングルスで平野美宇(17=エリートアカデミー)が日本勢48年ぶりのメダルを確定させた。数々の偉業を成し遂げてきた平野の足跡を語録で振り返る。(記録や金額は全て当時)

 ☆09年1月 全日本選手権ジュニアの部で8歳で勝利。福原愛の最年少記録を超え、「うれしかった。いつも大きい人とやっていたので、あまり緊張しなかった」。

 ☆10年1月 全日本選手権一般の部に9歳で史上最年少出場。1回戦で敗れ、「勝てそうだったので悔しい。将来は五輪で金メダルを獲る」。

 ☆11年1月 全日本選手権一般の部で最年少勝利を挙げ、3回戦まで進出。「2回勝ったのはまあまあうれしい。最後負けたので(自己採点は)85点」。

 ☆12年1月 全日本選手権ジュニアの部で準優勝。一般のシングルス、ダブルスと合わせて15試合戦った。「16年の五輪に出たいし、20年は金メダルを獲りたい」。

 ☆12年2月 ジャパン・トップ12大会で1次リーグ敗退。「相手の得意なところに打ってしまった。まだミスが多いので安定したい」。

 ☆13年1月 全日本選手権シングルス2回戦を勝ち、小学生最多の通算6勝。3回戦で敗れ「内容的に悪くなかったけど、相手の方が上だったかなあ」。

 ☆13年9月 20年五輪の開催地が東京に決定。「7年後は金メダルを獲りたい」。

 ☆14年4月 伊藤美誠と組んだダブルスでドイツ・オープンを制し、ワールドツアー史上最年少優勝。「(優勝賞金)5000ドル(約51万5000円)をもらえたし、信じられない。両親や友達、コーチにプレゼントを買いたい」。

 ☆14年9月 アジア大会の団体で銀メダル。「最初は凄く不安だったけど試合をしてみたら自分のプレーが出せた」。

 ☆15年1月 初めて世界選手権の代表入り。「きのうからずっとドキドキしていた。ダブルスは選ばれて、めっちゃホッとした。シングルスも選ばれていて、めっちゃビックリした」。

 ☆15年4月 世界選手権の女子シングルスは3回戦で丁寧(中国)に完敗。「最初は向かっていけたけど、最後の2ゲームはレシーブが分からなかった」。

 ☆16年1月 全日本選手権シングルス決勝で石川佳純に敗れた。「ラリーでは負けていなかったので自信になった」。

 ☆16年10月 W杯のシングルスで日本勢初優勝。優勝賞金4万5000ドル(約460万円)の小切手のボードを受け取り、「とてもうれしい。夢みたい。優勝賞金は家族やコーチ、友達のプレゼントに使いたい」。

 ☆17年1月 全日本選手権のシングルスを史上最年少制覇。「今年優勝しないと史上最年少記録にならなかったのでうれしい。これからは全日本チャンピオンなので、日本のエースと言われるように頑張っていきたい」。

 ☆17年1月 伊藤とイベントに参加。結婚についての質問には「引退した時に結婚相手がいるのが理想」。

 ☆17年4月 中国勢を3連破し、日本勢21年ぶりのアジア選手権制覇。「これが現実か分からない。いつも中国国歌が流れるのに聴き慣れているので、日本の国歌が流れて凄く新鮮」。

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