元佐田の富士が引退会見「体の限界。思い残すことはない」

[ 2017年6月2日 05:30 ]

引退会見を終えた元幕内・佐田の富士の中村親方(左)は師匠の境川親方と握手
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 夏場所限りで現役を引退した元幕内・佐田の富士の中村親方が東京・両国国技館で会見し14年間の土俵生活を「長いようで早かった。思い残すことはない」と振り返った。

 股関節痛を抱え「体に限界を感じて、続けるのが難しいと思った」と引退理由を説明。幕内在位は22場所で15年秋場所5日目に結びを務めた横綱・鶴竜戦を思い出の一番に挙げた。今後は境川部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたる。断髪式は9月2日に国技館の大広間で行われる。

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