大也また勝った!萩野意識し“チキった”けど快勝「自信になる」

[ 2017年5月21日 05:30 ]

競泳 ジャパン・オープン ( 2017年5月20日    東京辰巳国際水泳場 )

男子400メートル個人メドレー決勝、優勝した瀬戸大也(右)は3位の萩野公介とがっちり手を合わせる
Photo By スポニチ

 男子400メートル個人メドレーで、瀬戸大也(22=ANA)が4分10秒18で優勝した。3位の萩野公介(22=ブリヂストン)に1秒35差をつけ、4月の日本選手権に続いて連勝した。

 100分の1秒差の日本選手権とは一転して、1秒以上の差をつけて快勝。スタートから一度もトップを譲ることなく、日本選手権より0秒26速い4分10秒18で制した瀬戸は「10秒を割りたかったけれど、10秒台連発もなかなかないこと。地力はついている」と胸を張った。

 萩野を意識するあまり「チキった(チキンになった)」と前半で積極的なレースができなかったことは反省材料だが、1週間前に体調を崩して3日間練習を休むアクシデントがありながら、ライバルに勝ちきった意味は大きい。3連覇を狙う7月の世界選手権(ブダペスト)まで2カ月。今後は4分5秒台を優勝タイムに設定してトレーニングに励む。「連勝できたことは自信になる。いいイメージで夏へ向かっている」と手応えたっぷりだった。

続きを表示

2017年5月21日のニュース