ケンブリッジ 「10秒31」参加標準記録突破ならず

[ 2017年5月21日 16:36 ]

セイコー・ゴールデンGP川崎 ( 2017年5月21日    等々力陸上競技場 )

<セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎>男子100メートル決勝、ゴール間際、ガトリンに目をやるケンブリッジ飛鳥(中央)左はサニブラウン
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 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎が21日、神奈川県・川崎市の等々力陸上競技場で開催され、リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(23=ナイキ)が100メートルで、10秒31(向かい風1・2メートル)をマークして2位。惜しくも8月の世界選手権(ロンドン)の参加標準記録10秒12の突破はならなかった。

 レースではリオ五輪銀メダルで自己ベスト9秒74を持つジャスティン・ガトリン(35=米国)、9秒99の蘇炳添(27=中国)ら外国勢と競り合い、ガトリンが10秒28で制し、18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)は10秒42の4位だった。

 海外転戦が続いたケンブリッジは今大会が今季国内初レース。レース後は「タイム的には何とも言えないけど自分の中では(10秒19で4位だった13日の)上海大会の時よりも今日の方がよかった」と振り返った。

 また1位ガトリンとの競り合いには「しっかり競ることができた。多少は自信になった」と手応え。「腕の振りと足の動きがかみ合っていない。肩が上がる癖を修正できれば」と今後の課題を挙げ、次戦を見据えた。

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