ピストンズ、慣れ親しんだ本拠に別れ…ロッドマン氏らセレモニー出席 来季移転

[ 2017年4月11日 16:32 ]

デトロイトの「ザ・パレス」で行われたセレモニーに姿を見せた元ピストンズのロッドマン氏(AP)
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 NBAピストンズは10日にデトロイト郊外のホームアリーナ「ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ」でウィザーズ戦を行ったが、すでにプレーオフ進出の可能性がなくなっているために開場から30年目を迎えたこのアリーナでの試合は最後となった。

 来季からデトロイトのダウンタウンに建設中の「リトル・シーザーズ・アリーナ」にNHLのレッドウイングスとともに移転するためで、この日はかつてピストンズのリバウンダーとして活躍したデニス・ロッドマン氏(55)もセレモニーに出席。29シーズンにわたって使用した“我が家”に2万人のファンとともに別れを告げた。

 ピストンズは開場初年度となった1989年にザ・パレスでファイナル初制覇を達成。2004年のファイナル(対レイカーズの第5戦)でもここで優勝を飾っており、選手にとってもファンにとっても思い出深い場所となっていた。

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