琴奨菊 夢実現の鳴戸親方から刺激「自分ももっと頑張らないと」

[ 2017年4月1日 18:24 ]

部屋の看板前で弟子たちと手を合わす鳴戸親方(左から2人目)
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 大相撲の佐渡ケ嶽部屋から独立し、欧州出身初の師匠となった鳴戸親方(元大関・琴欧洲)が1日、東京都墨田区で土俵開きを行い、出席した関脇・琴奨菊が夢を実現した同親方から刺激を受けた。「鳴戸部屋」の門出に佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)と出席し「入門当初から一緒に稽古した。この門出にどうしても立ち合いたかった」と感慨深い様子。土俵開きの後には鳴戸部屋の弟子3人の四股に視線を送った。

 春場所は10勝すれば大関復帰だったが、残り2番勝てばという14日目に大関・照ノ富士に変化されて万事休した。それでも千秋楽を白星で飾り、存在感をアピール。復活を期待するファンも多い。そんな中、かつて同じ部屋で汗を流した男の門出に立ち合い「自分ももっと頑張らないといけない気持ち」と奮い立たせていた。

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2017年4月1日のニュース